Cycling

Rapha Festive 500 – 2021

2020年、昨年の初めてのFestive500に引き続き2年目の参加です。

参加、といってもStravaでぽちっと押すだけで世界中のサイクリストが参加するイベントにジョインできるなんて、便利な世の中です。12月24日のクリスマスイブから31日までの8日間で500キロを完走することを目指すイベント。

昨年は暖冬だったので、初めてなのになんとかソロ&グループライドで500キロを完走できましたが、今年のスケジュールではグループライドが組めない予定でした。

ちょっと不安でしたが昨年のように24日からがっつりとお休みを取って、オットにも「500走るから家のことあんまりできないよ。ごめんよ!」と伝えてスタートすることに。結果は5日間で完走できました!

今日はその総括と来年に向けての自分メモも含めて記録に残しておきます。

Day 1

24日の金曜日は京都の桂方面に行く予定でしたが、急に気分が変わって良く知っているルートで始めることに。

一庫ダム~猪名川道の駅~宝塚のループ。

  • 104.53km距離
  • 5:12:05移動時間
  • 575m

寒かったけど、そこまで気温は低くなく。でも風がまぁまぁ強かった。前の週末に走ってなかったので久しぶりだったこともあって、なぜか結構踏んでしまい足が疲れてしまった。体調も良くなかったかも。前の日まで仕事だったので、仕事のストレスもあったりでしんどかったですね。

ランチはどうしようか迷いましたが、いつもいっぱいの「里づと」さんが珍しくすぐに入れそうだったので、こちらに。

さくっとランチを頂いて、夕方までに帰宅。いつものよく知っているルートなので気負いなく走れてよかった!

Day 2

2日目の25日(土)は、淡路島と決めていました。

  • 89.68km距離
  • 4:13:52移動時間
  • 277m

というのも、大好きなMong Curryさんが来年の3月まで奥様の2人目の産休のためにイートインができるのが最後、ということだったので、オットとお店で待ち合わせすることにして、わたしは朝5:40頃に自宅から明石フェリーまで自走で40キロ。そこから淡路島へ渡り、洲本を目指します。

舞子にて、朝日が昇ってきたところ。

この日は風が台風なみに強い・・・・。しかもずっと向かい風。

自宅から淡路島へランチに行って帰ってくるルート、すべてどこの時間、どこを走っても向かい風。。。風速約10M は超えていた。。。フェリーに乗り遅れるかも!ぐらい焦りました。通常なら出る速度がどれだけ踏んでも出ない。。。

おまけに43号線は早朝トラックも多く、また信号を待つ時間も長くて。フェリーに乗るまでに相当疲れてしまいました。

フェリーに乗ったら海がシケシケでめっちゃ揺れる~@@

とりあえず淡路に到着、大好きなパン屋さん@フルールさんにて朝ごはんを。あー、ほっとするー。

2個食べないと足りないぐらい、エネルギーを使ってしまっていたことを実感^^;。焼きたてのフランスあんぱんが中のあんこまで暖かくて最高に美味しかった~!もう、大好き!フルールさんっ♪

太陽が出ているので最高に気持ちよいのですが、何せ風が・・・><。海岸線の際で突風が吹き荒れ、すれすれに通り行くトラックにぶつからないようにバランスをとる距離が長すぎて、今世紀最大に疲れたー。

あまりにも風が強すぎて疲れるので、腹が立ってランチの前に大福を買いに行く(笑)。

これはランチ後のコーヒーブレイク時の写真ですが、この大福、びっくりするぐらい美味しかった!これから洲本に行ったら毎回買いに行くことに決定!

ランチはモンカレーさんへ。今年最後のイートインはベジキーマと本日のカレーのホウレンソウカレー。

お腹が大きいのにお店を駆け巡る奥様に声をかけつつ、お会計の時に「旦那さん・・・・、天才やと思う!」とゆってしまったぐらい、感激のカレー。本当に美味しい。幸せ。強風の中80キロ走ってくる甲斐はありました!

ここから少し岩屋方面に戻ってMAPEE COFFEEさんで、オットの車に回収されることに。車で西海岸へ向かったときには海岸から車道に勢いよく波がばしゃーん!と沢山の場所で打ち上げていたので、ここで回収されるプランはベストだったのでした。

あ。それから、オットがまだ淡路島に居たい気分だったので、もう一軒カフェをはしご。岩屋近くのCafe FUNFUNさんへ。

とっても居心地の良い空間と景色、そしてぜんざいも美味しいし、ケーキも美味しかった!

ここもリピート確定です!ランチもあるのですがライドだとくるっと北淡路を回って帰ってきてお茶するのにいいロケーションかな、という感じですね。

Day 3

26日の日曜日はうちのサイクリングチームの年末パーティーだったのでレストデイ。

翌日の27日に走るのですが、これまた強烈な西風予想。この日はこの強い風に乗って西→東に走ろうと、竜野まで輪行でいくことに。

  • 96.65km距離
  • 4:34:38移動時間
  • 273m標高

前日からの大雪の影響(滋賀エリア)で新快速・快速がほとんど走らず、スタートが1時間半も遅れてしまいました。

揖保川に出たら、頭からつま先までキーンっ!と冷えること!!!写真から冷気を感じられるでしょうか・・・

「コットンのキャップではもうだめだ!」とこの時初めて思いました。翌日からはニットキャップを使うことを心に誓い、寒い&これまた強風の中、わぁわぁ言いながらとにかく走ります。

楽しかったのは姫路ぐらいまで。加古川エリアからは道が走りにくいところが多くてストレス溜まりました。

また強い西風にしっかりと追い風になってもらえるときはこの上なく「え?わたしEバイク乗ってる?!」という感じですが、少しでも角度がずれるとこれまた車に当たりそうなぐらいの突風を受けるようになり、バランスをとるのに苦労しました。。。寒さ&風からのバランスをとる、ことで殊の外疲れました。うーん、なかなか計画通りにはいきませんね。

明石の大蔵海岸公園で良い景色でお口直しだー!と頑張って走ってきましたが、今度は曇天。うむむ。

帰りに元町を通ったので、家で一人仕事をしているオットのためにエストローヤルのシュークリームを買って帰る途中、なんと今度はクリートが両足外れない、ということが起こってプチパニック。

左足はクリートにはめずに最後の20キロぐらいを走ってこれまた変に疲れて帰宅。確認してみると、3つのボルトのうち、2つが飛んでしまっていたことが判明。えー!どうやって?!

Day 4 

28日の火曜日はチームのIさんが一緒に走ってくれる、ということだったので池田で待ち合わせ。

北に向かうと雪雲がかかっているのが見えたので、急遽宝塚~蓬莱峡~三田のループに切り替えました。

  • 101.23km距離
  • 5:29:20移動時間
  • 765m

この日は寒い!寒すぎた!!!気温は0-3℃が最高気温。ずっと寒いので今までFestive500の間は出来るだけ距離を稼ぐために峠越えなどはしないで足をセーブしてきましたが、もういいや!と思って少し登ることに。

これ、正解でした。寒い時は山間部で登るほうが温まって良いです。平坦ベースよりもいつものように登りが入るルートのほうが楽しかったし、メリハリがあってよかったです。

でも寒すぎて食べたものしか写真が残っていないという(笑)。

12月30日でなんと営業を終了してしまった、三田のエスケールさんにて。美味しすぎるバーガーに私のパンケーキランキング1位のこちらのパンケーキを二人でシェアして、最後のごあいさつも。あぁ、美味しかった。。。。

Day 5 

29日の水曜は、チームのDavid, Mimiと彼女のお友達のNeoの4人で豊能~野間峠~一庫ダム~猪名川のループを。

  • 110.07km距離
  • 5:50:32移動時間
  • 704m

いやぁ、調子に乗ってちょっとでもDavid とMimiについていこうとした私がバカでした。

Davidは超豪脚、Mimiは元カリフォルニアのチャンピオン。しゃべりながらだから、速度合わせてくれるよねぇ?と思ったものの、先頭がMimiだったのでペースがヤバいことに。ほんの数キロ走りだしてゆるい勾配を登りだしたらあ!っという間に二人は見えなくなり・・・・。もういいや、と思ってゆっくり走るも、そんなに寒い中待たせられないのでちょっといつもより頑張って登ると一気に疲れが・・・・。

優しいNeoが声をかけてくれながら一緒のペースであがってくれますが、いやぁ、ほんとにいつものチームのペースではありえないスピードで、でも彼ら二人は「ゆっくり」なのがみて分かるので、余計に焦る、というスパイラル。

おまけに初めての野間峠は最高勾配18%もあるやないかーい!「ごめんね・・・短いけど、よく考えたら結構勾配あったわ。謝ります」と言われたけど、もう連日走っている永遠の初心者の私にはきつーい!気温は5度でした。

平和に見える、野間峠に入る前の景色。

でも何とか登り切って、シャープなヘアピンの下りもやりすごし、野間の大けやきまでひとっとび。

ここからは下りベース。ふぅ~

寒い空が映りこんだ知明湖(一庫ダム)。

ランチは年末年始、必ず開いていて安定の美味しさのトリトンにて。

そして猪名川CRに入って、この日で500キロ完走するために色々寄り道しながらなんとか完了!

冬らしい空を見ながら帰宅しました。これにて合計503キロ、完走できました。

総括としては、

‐ 平坦ばかりよりも、山間部の雪のないところを選んで走る方が楽しくて100キロ行きやすい

‐ 強風と寒さが3℃ぐらいの時は体力がかなり奪われるので、天気と風向きでプランを練りまくろう

‐ 知らない所を走るのはストレスがかかるので、できるだけFestive500で走れるコースをいくつか用意しておこう

‐ いつもは暑すぎるメリノハットも最高気温5度以下の場合は絶対にかぶること!天と地ほどの違いが!

‐ いつものコース、誰かと走ることでぐっと楽に100キロが走れる

ということでした。5日間で一日約100キロ走る、というのがやりやすかったですね。でも100キロ行かなくて90キロとかで終わると、その10キロがボディーブローのように後ほど響くので、できるだけ1日100キロはマストで走るとうまく完走できるな、と思いました。

サイクリングウェアで今回のMVPは、耳が隠れて前頭部に風よけがあるメリノキャップ(Rapha)でした。

そして靴用の小さなカイロを手の甲に張って手袋をするととっても暖かいことがわかりました。

2021年の走った距離はトータル:6,296km、登った標高は53,797mでした。

来年はどれぐらい楽しく乗れるかな♪ このブログを見てくださっている皆様とも楽しいサイクリングライフを来年もシェアできるように、マイペースで走っていきたいと思います。

今年はいろんな素敵な方と一緒に走ったり、お知り合いになれて素晴らしい1年だったと思っています。

来年もどうぞ、拙い私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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4件のコメント

  1. さんの発言:

    Emi さん,完走おめでとうございます。

    5日分を楽しく一気に読ませてもらいました。

    淡路島の部分では「強風に腹が立ってランチの前に大福を買いに行く」に大笑いしました。クリートのポルトが2本も抜けているのに走りきったことにも笑ってしまいました(ごめんなさい)。そして,どこを走っても「食」に手抜きがないことにも感心することしきり。

    「総括」も一つ一つに納得。ぼくもメリノハットかぶって走りましたよ。

    来年はぜひともご一緒させていただきたく思います。よろしくお願いします。

    1. さんの発言:

      リキさん、ありがとうございます。^^
      大笑いしてもらえて、本望です。一人で走るといろんなことが起きて反省&復習でいっぱいですね^^;。食に手抜きがないのがいいのかどうなのか、でもこれがないと走るモチベーションが下がるので難しい所なんです。体、軽くしないといけないのに。。。><
      メリノハットは偉大ですね!初めてその素晴らしさに感動しました。過去2年間が暖冬だったので使う機会が無かったのです。
      2022年は是非そちらにもお伺いしたいです。リキさんのブログに出てくるところ、行きたいところばっかり、ですもの。またよろしくおねがいいたします^^。

  2. さんの発言:

    エミさん,500達成,しかも早い完走すばらしいです!
    けっきょくご一緒できずじまいでしたが,毎日悲喜こもごもだったんですね。楽しく拝読しました。
    リキさんが書かれているように,今年はどこか(京都?)で集合して走りましょう。楽しみです!

  3. さんの発言:

    ペダルさん、ありがとうございます^^。
    悲喜こもごも、とはこのこと、でしたね(笑)。去年は初めてで8日間に500Kを走れるのか?でしたが、今年は「走れるだろうけど、どこを楽しく走る?」がテーマでした。
    次の500に向けてコースチョイスを増やさないと!
    リキさんたちと集合ライドしたいですね。わくわく、楽しみです!

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