初冬に入りましたが最高気温予想16度の少し暖かい京都へ行ってまいりました。
素敵ライドをプランしてくださるのはペダル大先生、そしてアワイチで秋に一緒に走ってお友達になったザビちゃんと。今度はザビちゃんの地元の京都で走ろう、の会。
ですがタイトルからわかるように、25%の峠越えが「おもてなし?」として数か所入っていたのにはもうびっくり@@!
距離は60キロ、獲得標高は850m upといつもの内容から考えると数字上では「あ、だいじょうぶだね~」と見えますが、あなどることなかれ。グルメライド、おもてなしライド、という名の京都の「はんなり」したものすごい勾配の峠を添えられておりました(爆)。
京都をライドで走るのは、2年前?の大阪ー嵐山間の川沿い平坦120キロライド以来、2回目。京都の街中も車でいくことばかりで自転車で走ると感覚がまるで違うことにワクワクです。
ルートは二条~鞍馬~百井峠(これがすごい!)~大原~今宮神社~二条、というループです。
(*写真はペダル巨匠とわたしの携帯写真でお送りします・・・^^)
朝の美しい鴨川沿いを走りますよ~
こういう落ち葉沢山のところをカサコソ、いわせながら走るのは楽しいです^^
鞍馬へ向かう道。実はこの手前にとっても短いですがなんと勾配25%の坂(住宅街の上賀茂狭間町)をまずはひとつ超えています(大汗^^;。
標識で25%のものを見たのは初めて。写真撮りたい!と思ったものの、もちろんそんな勾配で背中のポッケから携帯を取り出して片手で上がれるはずもなく・・・。
車もやってきたりして、「わ!立ちごける?!」が何度も頭をかすった最初のおもてなしでした。(もー、ペダル先生~、頼みます。。。。><)ザビちゃんも同じように必死で上がりながらこけるかも、こけるかも?!と思ってたそうな。
鞍馬駅で少し休憩を。
いつも車で来るので駅に来たことが無かったのですが、源義経の絵巻が紹介されていました。すごくまわりの風景と合っていて、ザビちゃんも興味津々。
駅の様子も雰囲気がありますね~。ぼんぼり提灯がきれいです。
そしてサイクリスト目線では、駅の女性トイレがとってもきれいで感激!洗面の水も温水が最初から出て、嬉しい!
では!すごい峠へ参ります・・・。前日にちょっと調べてはいたのですが「ペダル先生がいるからだいじょうぶだよね」と気を抜いていた、百井峠へと。
序盤からすぐに美しい杉木立がお迎えしてくれて、一気に高揚感が!
きゃぁきゃぁ言いながら後ろで写真をとっていました。こういう道がずーっと続いていくのですが、ペダル先生の絶妙なペーシングでずっと10%越えの坂もしんどくない!
「マイペースでいけばこのコースプロフィールでも大丈夫ですよ~」と、途中はダンシングのやり方、坂でのペダリングのやり方をザビちゃんとわたしにレッスンもしてくださって、なんて贅沢な時間。
‐ 激坂でのダンシングの時は前荷重で、体がほとんど前に覆いかぶさる感じで。
‐ ペダルを踏むのではなく、体重移動だけ。ゆっくりでいい。ペダルの上で歩いているような感覚で。
‐ コアをしっかりさせて、あまり腕の力も使いすぎることなく。そうすると息もあがらない。
‐ シッティングでは同様に踏むのでなく、お尻まわりからじわっと回す感じで。
ダンシングを見てもらいながらコーチングを(うれしい~!)。ペダル先生は本当にほとんど息があがってない。ジレもそのままで暑くないと。わたしは頭では理解できているけれど、イマイチ体をうまく使えてないので息も絶え絶え、大汗かきまくり、です^^;。でもなんとなく分かってきた気がする、ぐらいで難しい。これはもう練習あるのみ。
この峠は10%からはほとんどゆるむことなく、最高24%ぐらいまで約6キロつづくのですが、途中の分かれ道まではどちらかというと準備期間。10%ー15%ぐらいが続きます。
ここまではダンシングも練習しながら、ちっとも疲れることなくあがれました!すごい!
そして途中の分かれ道からが本番。序盤に17-18%から始まり、これが全くゆるむことなく、最高24%までずーーーーーーっと激坂でした。。。
写真ではあまり勾配がわかりませんよね?
でもこれを見たらどうでしょう??
途中2回ぐらい足をついたのですが、そこからペダルに靴を差し込むのも大変な勾配!
キツイ所をあがりきるまで、何度もダンシングにトライ。前荷重を心がけますが、そうすると腕にものすごい疲れが。コアをもっと使ええるようにならないと!腕がきつくてダンシングが続かなかったので、座ってまた立つ、の繰り返しをしてやっとこさ峠を抜けられたのでした。
少し勾配が緩んだところでまた練習を。感覚をつかむのが難しい~
峠を越えたところのお地蔵さんで記念ショット。はぁ~!大変でした~!!
ちなみにザビちゃんは教えてもらったダンシングでひょいひょい、と軽くのぼっていっていました。うーん、なんでそんなにすぐに出来るの~?!うらやましい!そして彼は体重も軽いのでほとんどしんどそうではなかった。
ペダル先生もあまり汗もかかずで。すごいなぁ!
わたしはジレもジャージも開けまくりなのに大汗&はぁはぁ、でした。ここ、また来て練習しなければ!気持ちの良い場所なので、すごい激坂ですが楽しめる場所でもあります。
そして激坂を制して美しい裏百井峠を下り、ランチに来たのは大原のこちら。
KULMさんです。こちらでおいしいランチを頂きます。
ごはんも美味しいですが、セットのドリンクのホットジンジャーがすっごく美味しくて感激♪
おいしいケーキも見えて、「きゃっ!」と声を出したら。すかさずペダルさんが「すっごく美味しいケーキのお店があるのでそこもいきましょう!」とご提案。うきゃきゃ!
だってこの日の峠はもう全部終わったので、あとは美味しいもの食べてダウンヒルを楽しんで、というコースですから♪
そしてKULMから数キロ走ったらすぐについた、「豆の木」さんにて。
すんごく美味しいアップルタルトと、たっぷり容量の美味しいコーヒーを。
出されているケーキとコーヒーが美味しいだけではなく、こちらは大原の素敵な景色、暖かい暖炉、そして何よりお店のオーナーのご夫婦がすてき!いっぱいお話させて頂いて、もう大好きになりました^^。
ケーキが美味しいので15秒ほどでザビちゃんは完食。「ごめんなさい、おいしくて、止まらなかった!」って。
うん、わかる~!でもわたしは美味しいからじっくり食べたよぉ。
大原に行ったときには必ず寄らないと!オットも連れて行ってあげたい!!
そしてシンデレラタイムがあるザビちゃんは途中でお別れ。また次も走ろうね!と約束して、ペダルさんとわたしは今宮神社へ・・・
え?!まだ食べる??
と思われることは承知しております(笑。
ペダルさんが「とってもいい雰囲気だから連れて行ってあげたい」と、初めてのあぶり餅を体験。
香ばしくて、白みそベースのタレなのであまじょっぱい感じの味付けがお腹いっぱいなのにするっと入りました!
こうして京都の楽しい&激坂グルメライドを終えました。
ペダルさん、ザビちゃん、楽しいライドをありがとうございます。また遊んでくださいね~!
先ずは氏神様でもある今宮神社へようこそ!
我が家は一和さんのあぶり餅しか食べたことがないんです。
そう、浮気しないんです(笑)
京都人(京在住ザヴィさん)のおもてなしも喜んでくれはり僕も嬉しいな。
おもてなしの添えもんには必ずと言っていい、「飴と鞭」がもれなくついてくる!
今回は「まめの木」さんのタルト&ホイップクリーム添えと百井峠&前ヶ畑峠でしたね。
いやぁ~神戸ワイナリーBICYCLE DAYに出店していたので参加できなかったのが残念だなぁ
enishiさん、こんにちは!
この日はジュンさんも一緒に走ろうとペダルさんとお話してたのですが、うっかりイベントの日と同日だったのが残念でした。でも!
enishi工房さんの前も帰りにルートに入れて頂き通ってきましたよ~。是非次回はお伺いしてサイクルキャップを買い求めたいと思っています^^。
京都人のおもてなしっていつもこうなんですか・・・・ね?(汗^^; なかなかの飴と鞭でございました。
炙り餅もおいしかったし、まめの木さんのタルト、クリーム、コーヒー、とすべて美味しかったです。
まるで「ようがんばらはったなぁ」と言われているかのような・・・(笑
また是非京都に行きますのでいつかご一緒してくださいね~!
Emiさん,ホントにおつかれさまでした!京都で最初に登った峠が「百井」というのは自慢できますよ(笑)次にザヴィライド行くなら嵯峨野〜六丁峠〜水尾〜愛宕林道あたりでしょうか。もちろんジュンさんのエスコートで。
豆の木さんも気に入っていただけて,よかったです。タルト・ノルマンドは絶品だし,ご夫妻とのおしゃべりもほのぼのして楽しかったですね。
あらためて京都は上質な時間と空間を味わえる街だと思いました。
ペダル先生、峠レッスンありがとうございました!
なかなか感覚がまだつかめてないので、再チャレンジしないと!です^^。六丁峠、良さそうですね~。くねくね、緑いっぱい=大好物です。
まめの木さん、素晴らしかったです。とにかく走るところすべてと土地の感じがすごく良かった。これが京都の山、という感じなんでしょうか。
街中路地=古くて楽しい
山の中=杉がいっぱいで美しい
峠道=チャレンジングで楽しい
と、また「旅ライド」でした~。本当に京都は上質な時間と空間を味わえますね。
森のすてきな雰囲気がとてもいいですね。ただし,「25%の坂を添えて」はかんべんしてほしいです。「~~のトリュフ添え」みたいでネーミングにだまされそうですが,25%坂は添えてもらわなくてもけっこうです(笑)「百井」 ── 忘れないようにします。
まめの木さんは夏に連れて行ってもらいましたが,美味しかったです。ああ,また行きたい。「緩めの坂を添えて」でね。
リキさん、
ははは!そうですよね!わたしもあまりに激坂なので逆に別世界でした。
でも京都で走ってる人に聞いてみるとこのあたりの峠はマストらしいので、一つ二つ?は入ってくるのが「おもてなし」みたいですよ?(笑
百井の裏側はもう少し楽に走れそうで、なおかつ美しかったです。百井に行く分かれ道で花脊方面にも激坂があるようですが、そこも百井よりはましなのかなぁ?という感じがします。
どちらにせよ、わたしたちリンドロジストが京都を楽しもうとすると確実におもてなしが添えられるのは必須のようですね(爆。まめの木さんで二つケーキを頂くことにしましょう?^^
通常なら絶対にひどい思いをする激坂がこんなに楽しい思い出になったのは、やっぱりペダルさんとザビちゃんのおかげだと思います。やめられませんね。